株式ブームが訪れた!

2006年頃は、日本株高により、株式ブームが訪れていた。書籍には~億円儲かった投資術というような似通った文句の本が巷に溢れ、それらが何十万部と売れ、メディアでは株番組も増えていた。

拍車をかけるがごとく、「投資といえば株だ」「誰でも儲かる株式投資」といった風潮になっており、その少し前までは「株=ギャンブル」というご時勢だったのに、メディアの力か、すさまじい変化だったことを覚えている。(その後は、ライブドアショックやリーマンショック、サブプライム問題等で株価が暴落したことを覚えている人は多いだろう。)

そして、2012年後半からは、アベノミクスで、再度株高となってきた。

株価が上がり、資産が増え、消費が増え、景気が良くなることは非常に良いことだが、当然ながら、株は上がり続けるだけではなく、下がることもある。基本的にはリスクの高い投資商品である。

もし仮に、「投資=株=儲かる」といったメディアや出版物が多く溢れかえってきたら、投資に関して全く知識がない人は、それらを鵜呑みにせず気をつけておこう。