駆け引きの本質を試すチャレンジ5問

本サイトを読み終えてどうだったでしょうか。読む場所によって「言われてみれば当然だ」「はっとした」「つまらなかった」「おもしろかった」など、感じ方が違うことでしょう。

感じ方により、自分にとって、意識しづらい場面、マンネリ化している場面、強みがある場面、興味があり成長できる場面などが見えてくるかもしれません。

ゲーム理論にも分野は数多くあり、それらが全く違う状況で使われることも多々あります。しかし、元は共通の本質から始まったものです。最後にそれを確認して、本サイトの締めとしたいと思います。

・チャレンジ5問

あなたと相手がいます。相手には、好きなように、実在の知り合いを想像して下さい。(親友や彼氏・彼女、配偶者などがいいかもしれません。)

今、お互い、顔を見て雰囲気を確認したり、相談したりすることは一切できません。

問1

ここに500円玉があります。2人別々に、表か裏かを選びます。もし、あなたと相手が同じ面を選んでいれば2人とも3万円もらえます。違っていれば何ももらえません。それでは表か裏か選んでください。

問2

下の数字の中から一つ選んでください。あなたと相手が同じ数字を選んだなら2人とも5万円もらえます。違っていれば何ももらえません。

7 , 93 , 100 , 555

それでは一つ数字を選んでください。

問3

今ここに1万円札が10枚、計10万円あります。これを2人で分けるとして、あなたの取り分と相手の取り分を提案します。もし、あなたと相手が同じわけ方を提案すれば、2人とも5万円ずつもらえます。違っていれば何ももらえません。それでは提案してください。

問4

今ここに100円玉があります。あなたと相手が共に表を選んだ場合、あなたは3万円、相手は2万円もらえます。あなたと相手が共に裏を選んでいた場合、あなたは2万円、相手は3万円もらえます。表と裏がお互いに違っていた場合は何ももらえません。それでは表か裏か選んでください。

問5

今ここに1万円札が10枚、計10万円あります。これを2人で分けるとして、あなたの取り分と相手の取り分を提案してください。ただし、今回はあなたと相手の共通の知人が、あなたと相手に次のように提案しています。「あなたが3万円、相手が7万で分けるのがいいと思うよ?」

もし、あなたと相手の分け方が同じであれば、その分け方通りの金額がもらえます。違っていたら何ももらえません。それでは提案してください。