デフレを生み出す囚人のジレンマ3
先ほどの囚人のジレンマの状況について、もう一度その仕組みを軽く復習しながら、どのような結果になるかを考えていこう。
先ほどの囚人のジレンマの状況について、もう一度その仕組みを軽く復習しながら、どのような結果になるかを考えていこう。
吉野家は、相手の出方を考えて合理的に行動する。
・松屋がもし価格を据え置くとしたら…
吉野家は価格を据え置けば3,000、一方値下げすれば4,000の利得になる。つまり、吉野家は値下げした方が当然いい。
・松屋がもし値下げをしてくるなら…
吉野家は価格を据え置けば500の利得、値下げをすれば1,000の利得となり、吉野家はやはり値下げをした方が得だ。
つまり、吉野家にとっては、松屋がどう出てこようが値下げをした方が価格を据え置くより得となる。つまり値下げすることが支配戦略だ。
一方、松家も、相手の出方を考えて合理的に行動する。
・吉野屋がもし価格を据え置くとしたら…
松家は価格を据え置けば3,000、一方値下げすれば4,000の利得になる。つまり、松家は値下げした方が当然いい。
・吉野屋がもし値下げをしてくるなら…
松家は価格を据え置けば500の利得、値下げをすれば1,000の利得となり、松家はやはり値下げをした方が得だ。
つまり、松家にとっては、吉野屋がどう出てこようが値下げをした方が価格を据え置くより得となる。つまり松屋も値下げすることが支配戦略だ。
つまり、この状況では、両社とも値下げしてしまうという、いわゆるデフレに突入してしまうわけだ。しかし、話はこれでは終わらない。